2006年12月20日

陽はまたのぼりくりかえす

それまで12月20日という日は単に
「ツ○ヤの会員更新期限日」であり、
ツ○ヤの会員になる前は、普通のなんでもない1日だったのだ。

でも1年前、その「なんでもない1日」は
私にとって、とても大きな意味を持つ1日になった。
「一体どんな悪い事をして、こんな目に遭っているのだろう」
と思うくらいの苦痛に耐えた末に、
私の元にやってきたのは、小さな小さな生き物だった。

たった1年前の彼の姿を、私はもう思い出せない。
どれだけ小さかったのか、
泣いていたのか眠っていたのか、
どんなふうに私のことを見つめていたのかさえも。

今やそれはすっかりヒトの形をして、
しっかりした足取りで部屋の中をウロウロ歩き回り、
何語かわからない言葉でひっきりなしに喋り、
よく笑い、時に泣き叫んでは、自己主張を繰り返す。

私は何も教えてはいない。
ただ身の回りの世話をしていただけだ。
彼は自分で、生きていく術を身に着けていく。
私の知らないうちに、「できること」をどんどん増やしている。

子供は勝手に大きくなるものだ。
私が1年かかって学んだことはそれだけだった。
「育てる」なんておこがましいことで、
私たちはただ、彼の姿を後ろから見守り、支え、
手助けすることしかできないのだと。

何ごともなく、大きくなってくれて、ありがとう。
どうか、あなたの進む道が、
少しでも光に満ちたものでありますように。
posted by たっちー at 17:49| 東京 ☁| Comment(0) | 息子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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